宿泊学習を終えて

nanbo62004-01-27

夜に何度か更新を試みたのですが,夜の森からは送信できていなかったようです。
4年教室日記http://d.hatena.ne.jp/nanbo4n/,5年教室日記http://d.hatena.ne.jp/nanbo5/にも詳しく書かれています。違った担任の見方で,より詳しく宿泊について知ることができますよ。
1日目は朝からずっと晴れ。というか青空。この天気だったからぎりぎりまでイグルーが造れたのだと思います。サラサラの雪は固まりにくく,意外な苦労をしました。途中まで6年生のイグルーはタワーになりつつあったり,また,今年もたたない思われました。しかし,やはり1年間の成長というのは大きなもので,ちゃんと3つともたちあげました。やりましたね。夜,イグルーで過ごすときも,なんとなく満足げで,自分たちの成果をかみしめているかのよう。
この日の夜は,意外なほど寒さを感じませんでした。これもある意味でラッキー。体調をくずす子もなく,夜中の降雪も少なかった。おかげで夜中にテントの雪かきをすることもなく眠れました(たぶんね)。朝,テントから出るときも,家の布団から出るほうが辛いくらいでした。
撤収の時も降雪がほとんどなく,逆に考えると,もっと天候が悪ければ,やはり冬のテント泊は厳しいものであることが感じられるのです。
シュラフのかたづけは,一人2枚使っているために,やはり時間がかかりました。このダウンシュラフが2枚ということが,心地よい温かさを保障してくれたのです。
あらゆることがうまく味方をしてくれた。そんな宿泊学習でした。
退所式では,所員の方が「すごい活動内容でした。マスコミがいれば,たいへんな扱いになるような活動でした。すごい。」と言われ,ちょっと誉めすぎですが,「それよりも,食事のときなどに,よく挨拶をしていたことや不動棟の掃除などをきちんとしてくれました。それが素晴らしい。」という言葉をいただきました。真冬の雪の立山で,育つものがきっとたくさんあったことでしょう。