はげみタイム

nanbo62003-12-01

 学力問題が叫ばれる。ボクの中では解決していることですが,マスコミにあおられてグラグラ教育観が動いている模様。子どもといっても,その地域,又は年によって子どもは全然ちがうのであり,その子たちに応じてやればいいと考えます。
 さて,本校では世の中の流れも一応押さえておく(笑)ということで,週に2時間,4年から6年が一同に基礎学習(?)の時間を設定しています。内容は,流行の百マス計算と名文の暗唱。長くやると飽きてくるので,この2つを45分間に設定しています。念先生が言われるように,最大の目標は集中力を高めることだと思います。
 暗唱は,枕草子平家物語金子みすず杜甫の作品など,いわゆる世の名文と言われるものです。遊びとして名文に親しみ,記憶力を高めようとするものす。本校の特別活動はよく知られるところですが,授業は問題解決学習を設定することが多いし,そして,ちょっと古い教育観でしょうが,基礎学力論争に耐えられるように「はげみタイム」を実施しているのです。効果は‥‥,そりゃあ,続ければ何でも効果はあるものです。要はつづけることが難しいのです。