冬の宿泊

nanbo62004-01-09

 火曜日から冬の宿泊のスタッフが始まります。だから,6年生は一足早く,スタッフの結成を行いました。最後の宿泊学習になります。4年生から夏,冬と3年間で計6回の宿泊学習を経験していくのです。
 今回もメイン活動はイグルーづくり。イヌイットの雪の家です。そして,久しぶりにテント泊をします。例年,6年生に希望を聞いて,「する」といった6年生だけがテント泊をしています。ここ2年間はしていません。昨年は,6年生はやる気まんまんでしたが,インフルエンザが流行って断念したのです。そして,今まで本館に寝ていた4年生と5年生も今年はテント泊をします。6年生は森の中で。4年・5年は建物の前の少し明るい(トイレに近い,いざとなったら逃げやすい)ところでテントを張って寝ます。
 学校の存続が叫ばれる中,来年とか再来年の話をしていると子どもがかわいそうなので,今年できることを全部やっていこうと考えました。6年生も不安でしょうが,とびきりの体験ができる学校の宿泊にしたいものです。本校はご存じの通り,スタッフ制度という独特なシステムで子どもが行事を創っていくスタイルを通しています。この宿泊で6年生は6年生だけでイグルーやテント泊をし,次代の4年と5年は新しい時代を引き継ぐ意識を高めるのです。これが終わると,6年生を送る会で,5年生が中心になっていきます。交代を告げる宿泊学習でもあるのです。
 活動が見えてくると,学校はとても楽しい時間を共有し始め,温かな盛り上がりを見せていきます。
 写真はちょっと古い教員チームのイグルーです。教員が夢中になって作っています。