飲み会

卒業生と保護者とのお別れ会(?)がありました。ぴゅあ貸し切りでした。「内山先生の慰労会(笑)」とも言われました。
ありがたいことです。
子どもたちからの手紙。ayamama手製の子どもたちからの色紙、私への贈り物、女房への花束(笑)まで頂いた。
ありがたいことです。本当に感激しました。みなさん、それぞれお忙しいのに、いつの間に準備なされたのかと思うほどの心づくしをいただきました。
深夜にろぐはうすで寝ました。寒いけど、幸せな気分で寝ました。
みなさん、本当にありがとう!
特に、幹事をしてくださった松田ご夫妻ありがとうございました。
14人の子どもたちに出会えたことはうれしいのですが、その保護者の皆様に出会えたことも、また幸せだったと思っています。

久しぶりに論文の世界

朝、ろぐはうすを後にして、午後から研修会に行きました。
富山で1年後輩の3月に大学院を修了される教員の発表会に参加しました。忙しい時期なので、参加者も少ないのですが1年間を一緒に過ごした後輩の発表を聞きたかったのです。ひさしぶりにアカデミックな世界に入ると、論文が読めなくなっていることに気づきました。学校現場の言葉は平易で、わかりやすく書かないと叱られる世界ですが、研究者の世界は、難しく書いて、わからないやつが悪いという風潮があって、数時間、頭を悩ませていました。
2本興味深いのがありました。子どもの攻撃性を診断する尺度を開発した福光さんと、総合的な学習を視点に教師の教育観が変わっていないことを指摘した鳥内さんの論文でした。福光さんの開発した小学生版BIG5は、国内でたいへん高い評価を得ているもので、南保小学校でも診断テストを4月から利用させていただいています。これによって、一見、攻撃性が高いと見える子が、そんなに高くなかったり、逆に攻撃性が低いと思われる子が意外に高いという結果がでます。
教育は、どちらかといえば勘や教師の主観的な捉え方で子どもを理解しようとしているところがありますが、客観性のある信頼できるデーターを得る必要があります。データーが全てということではなくて、より多くの手法によって子どもを理解しようというものです。
鳥内さんの研究では、総合が各学校でいかに適当にやられているかという指摘と、とくに中学校では理念を理解されずに、なんとなく実践されているという問題点が指摘されていました。興味深い内容です。
教育改革の柱ともいえる総合的な学習の時間。週に3時間も当てられている、この大切な授業をもっと真剣に考えて行かねばなという思いを新たにしました。

久しぶりの大学生

nanbo62004-03-21

明日、本校に研究に入っていた3人の大学生が卒論をもって挨拶に来ます。
先に僕の担当教官であった黒羽先生が、南保小に挨拶に来られたのですが、多くの学生の中でこの3人の卒論はピカイチだったというお話でした。
けっこう適当にできる卒論を富山から朝日町まで通って学校に入り込んだのですから、やっぱりすごいことですね。卒論を提出したときに、「南保小学校に行ってよかったかい?」と聞かれて、この3人は「はい。」と言って涙したそうです。あんないい学校があると知って、驚いたとも言われたそうです。
山元さんは、6年教室に入ってくれて、子どもたちともたくさんかかわってくれました。6年生は卒業していないのですが、14名にもきっと、山元さんの真摯な学ぶ姿というものは伝わっているように思います。
僕も明日は午後から富山に出張で会えないのですが、とてもいい後輩が来てくれたと感謝しています。25日に卒業式で、故郷の石川県に戻って幼稚園の先生になられるそうです。今後のご活躍をお祈りします。学校って外部から人が来てくれると、刺激があるんですよね。

打ち上げ

今晩、6年生と保護者の打ち上げに参加させていただく。ありがたいことだ。どこの学校でもあるわけではない。明日は、昼から富山で研修会があるが、なんとか仕事のめどはついたので、今晩はゆっくり飲みたい。シュラフを持っていって、ろぐはうすに泊まることにした。
では。

学年末

nanbo62004-03-20

学年末であるので、どのお仕事とも同じように、僕らの仕事も締めなければならない。いわゆる公簿の整理の時期である。異動発表の前に、なんとか、みんな仕事を終わらせようとしている。人数の少ない本校では、この点では楽なはずであるが、各担任は文集を作ったり、写真を整理したり、お別れ会を企画したりと、いわゆる余計な仕事を自ら入れている。しかし、学校はこの余計なことをどれだけやるかにかかっているのである。クールにやれば、結構、楽もできる。楽をせずに、余計なことをどれだけやるかが、とても大事なことだと考える。
今日、学校に行くと、念先生が、ずっと文集の表紙やら編集をしていた。半日かかって、余計なことをしていた。
セイイチが来たらしい。トミヨとクロメダカを飼っていた水槽を片付けていなかったということらしい。別に彼の仕事ではないし、僕がやろうかと思っていたのだが。さすが、セイイチだ。こういう目立たない、「余計なこと」を当然のようにやっている。セイイチ自身が気になったのだろう。